2023年4月に開校した「日本さかな専門学校」が気になりませんか?
さかなを見るのも釣るのも食べるのも大好きなので気になって調べてみました。
日本さかな専門学校とは?
2023年4月に開校したさかなに特化して学ぶことができる専門学校です。
神奈川県三浦市の海に面した場所にあります。
郵便番号:〒238-0243
住所:神奈川県三浦市三崎5丁目255−10
日本では唯一さかなに特化した独自のカリキュラムが注目を集めています。
地元の方でも知られていないようですが、日本テレビのシューイチでも紹介され気になる方が増えているようです。
学科は?
学科は2つあり3年制か4年制のどちらかとなります。
- 海洋生物科:3年制
- 海洋生物研究科:4年制
カリキュラムは?
4つの柱があり学科によって異なりますが3年ないし4年かけて広く深く学んでいきます。
4つの柱について詳しく見ていきます。
1.漁業
日本は島国であることからはるか昔から漁業が盛んな国ですが、高齢化や出生率の低下から漁業に携わる人が減少しています。
また、発展途上国や新興国の人口増加に伴い海洋資源であるさかな自体の数が減少しています。
それらの問題を解決するための手法の1つであり、かつカリキュラムの中心に位置付けられているのがさかなの養殖です。
さらに次のような漁業全般に関する項目について学習し理解を深めていきます。
- 食用魚の飼育
- 養殖用飼料(エサ)の研究/開発
- ブランド魚の育成
- GPS/水中ドローンを活用した最先端漁法の学習
- 実際の漁
2.調理・食品学
さかなに付加価値を付ける手法として不可欠な調理技術について学習します。
また、食品ビジネスにおける生産者から最終消費者までの流通経路やその過程にで経由する水産加工等ビジネスモデルやマーケットについて学習し理解を深めます。
3.観光・レジャー
観光やレジャーを通じさかなに触れる機会が増えている中、魅力を世の中に発信するためにはどのような手法を取るべきなのか自ら考え理解を深めていきます。
そのために海や川、湖沼等、さかなが生息する場所における釣りを通じ多種多様なさかなや釣具について学習します。
また、観賞魚の飼育や水槽レイアウト/見せ方について学習します。
4.環境
さかなと人間の共生を主体として生態系や環境の保全について実地研修を通じ理解を深めていきます。
海や川辺の水生生物の定期観測から何が起こりどのように解決をすべきなのか考察していきます。
他の専門学校と何が違う?
日本には動物を扱う専門学校がたくさんあり、水族館の飼育員を目指すことができる学校ではさかなを扱っています。
しかし、日本さかな専門学校とは異なりカリキュラムの一部としてさかなや海洋生物について学習するためさかなに触れ、向き合う時間やそもそものカリキュラムが異なります。
学費は?
初年度は入学金を含めると1,600,000円/年です。
2年目からは入学金がなくなるため1,400,000円円/年です。
- 入学金 200,000円/年(初年度のみ)
- 授業料 900,000円/年
- 実習費 300,000円/年
- 施設費 400,000円/年
- 合計 1,600,000円/年
卒業後の就職先は?
さかなについて学習しスペシャリストになった後の進路は多岐に渡ります。
一例ですが次のような職業があります。
- 養殖業者
- 水産食品・加工メーカー勤務
- 鮮魚店員
- 漁師
- アクアリウムショップ員
- 水族館飼育員
- 釣具メーカー勤務
- 遊漁施設スタッフ
- 海洋環境保全団体職員
寮はある?
遠方から通学者用に提携アパート/マンションがあります。
提携アパート/マンションから1時間以内で学校までアクセスできる環境です。
またエアコンや家具完備の部屋もあるため新たに購入する負担もなく入居が可能です。
まとめ
日本さかな専門学校について紹介しました。
資源であるさかなとの共存・共栄を目的とした素晴らしい専門学校です。
TVで活躍しているさかなクンのようにさかなに対する愛の溢れる方がここで学習してほしいですね。
やりたいことが明確になっている方はどっぷりさかなに向き合うことができるので非常に良い環境だと思います。
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